レクサスは現在、新型クロスオーバーSUV『TX』を開発中だが、そのキャビン内の一部が先行公開された。
TXは、トヨタが海外で展開するSUV「ハイランダー」の3列7人乗りバージョン「グランドハイランダー」をプレミアム化したモデルとなる。
公開されたティザーイメージの1枚では、3列構成のシートを初公開、しかし典型的な7人乗りではなく、6人乗りの豪華仕様のようだ。その前部には2つの座席、2列目には折り畳み式の肘掛けと、おそらくその間に取り外し可能なコンソール(トヨタ グランドハイランダーと同じ機能)を備えた2つのキャプテン チェアがあり、3列目にはもう1組の座席が配置されている。
もう1枚のティーザー画像は、助手席ドアを内側から撮影されたもので、ドアパネルに組み込まれた上部スピーカーにマークレビンソンのロゴが見えるため、レクサス他モデルでも採用される高級オーディオシステムと思われる。そのほか回転式温度調節ノブのように見える中央画面の小さな部分も見え、高級感漂うキャビンを感じる。
コックピットの画像はないが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、12.3インチのインフォテインメントシステム、ヘッドアップ ディスプレイなどを装備、グランドハイランダーと同様のレイアウトが予想されるが、TXではより豪華なガジェットと、高級素材にインテリアでキャビンをアップグレードするはずだ。
エンジンラインアップだが、すでに「TX350」、「TX500h」、「TX550h+」が商標登録されていることが確認されている。レクサスから正式発表はされていないが、「h」が付くモデルはハイブリッドになると考えられ、「h+」はプラグインハイブリッドモデルと予想される。
TXのワールドプレミアは、6月8日が有力となっている。