VWは現在、主力モデル『パサート』次期型を開発中だが、その最新予想CGが制作された。
世界的に落ち込みが激しいミッドサイズセダンだが、VWも例外なく、このセグメントを継続することを決定、社内コード「B9」と呼ばれる次世代型は、セダンがラインアップから外れ、ワゴンのヴァリアントのみとなることが噂されている。
予想CGを提供してくれたのは、お馴染みNikita Chuicko氏だ。2022年3月にもCGを掲載したが、こちらは最新情報＆プロトタイプを参考に制作、より正確なはずだ。フロントエンドは、ゴルフ8にインスパイアされたスリムなヘッドライト內部のグラフィックやバンパーリップ部分を修正されているほか、IDファミリーと同じコンパクトなグリルに置き換えられる。リアエンドではLEDストリップで繋がれたテールライトデザインを修正、より最終デザインに近づいていると見ていいだろう。
パワートレインは事実上、燃焼エンジンを搭載して販売されるモデルの最後の世代になる。「MQB」プラットフォームの進化形を採用し、Euro7排出基準を満たす電動ガソリンおよびディーゼル エンジンのファミリーを搭載すると予想される。
パサート次期型は、2024年モデルとして2023年内のワールドプレミアが予想されており、基盤を共有する第4世代のシュコダ「スペルブ」と合わせて、スロバキアのブラチスラバで生産予定となっている。またSUVテイストを盛り込んだ「オールトラック」バージョンの登場も期待できるだろう。
Mr. Nikita Chuicko
