ベントレーの4シータークーペ、『コンチネンタルGT』改良新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
初代コンチネンタルGTは、2003年に『コンチネンタルR』の後継モデルとして登場、現行型となる3代目は2017年から販売されており、これが初の大幅改良となる。
フィンランド山中で捉えたプロトタイプは、夜間の視認性を高めるためにLEDライトバーをノーズに装着、グリルデザインがリフレッシュされるほか、ヘッドライトは新設計されており、黒いテープがその形状を隠している。
後部では、LEDテールライトは黒いテープとメッシュのカバーで隠され、グラフィックが刷新されることを示唆している。またエキゾーストパイプも新設計されており、「フライングスパー スピード」や「コンチネンタルGTマリナー」にインスパイアされているようだ。
キャビン内では、デジタルインストルメントクラスターと12.3インチインフォテインメントシステムのアップデートがなされる。
現在ベントレーは電動化を加速。2026年までにプラグインハイブリッド車と電気自動車のみを提供する計画を以前に発表しており、コンチネンタルGT改良新型でも初のプラグインハイブリッドが導入される。パワートレインは、2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン「Flying Spur Hybrid」を搭載する可能性があり、システム合計の最高出力は544ps、最大トルク750Nmを発揮、EPAにおいての電気のみ航続距離は21マイル(33.8km)になる。
コンチネンタルGT改良新型のワールドプレミアは、2023年内と予想される。