ヒョンデの人気セダン、『エラントラ』改良新型の予想CGを入手した。
初代エラントラ(J1型)は、「ステラ」後継モデルとして1990年にデビュー、韓国では第2世代から『アバンテ』を名乗っている。発売当初はそれほどの販売力がなかったが、高い経済性や性能を評価され、ベストセラーにまで成長、第4世代では、韓国初のハイブリッドカーが設定されるなど、同ブランドの中心モデルとなっている。
第7世代(CN型)となる現行型は2020年に発売、これが初の大幅改良となる。予想CGを提供してくれたのは、お馴染みNikita Chuicko氏だ。改良新型のハイライトは『スタリア』にインスパイアされた、左右に広がるフロントの巨大ラジエーターグリルだろう。またその上部には、コナ新型で見られるのと同様のLEDライトバーを配置、ヘッドライトはグリルに統合され、現行モデルとは異なる形状とサイズに進化している。
リアエンドでは大きな変化はないが、LEDテールライトがよりスリムになり、内部グラフィックも新設計されているほか、バンパーデザインも微調整されているようだ。
ボンネットの下では、エントリーモデルに2.0リットル自然吸気エンジンが搭載され、電動モデルには1.6リットル直列4気筒を搭載、改良新型でもキャリーオーバーが予想され、6速マニュアルギアボックス、またはオプションのデュアルクラッチオートマチックのいずれかと組み合わされる。
エラントラ改良新型のワールドプレミアは、2023年後半、または2024年になりそうで、米国での価格は20,500ドル(約270万円)、ハイブリッドは24,200ドル(約319万円)、パフォーマンス「N」は32,650ドル(約430万円)とほぼ現行モデル同様と予想される。
Mr. Nikita Chuicko