BMWは、「CES2023」にて「Neue Klasse」(ノイエ・クラッセ)プラットフォームに採用される、全幅ディスプレイを世界初公開した。
このディスプレイは、同じくCESで公開された「i Vision Dee」コンセプトのように、フロントガラスに画像を投影する代わりに、スリムでフロントガラス全幅を占める湾曲したディスプレイを採用している。多くは明かされていないが、複数のスクリーンが組み合わされたものではなく、1つの連続したスクリーンのように見え、画面が複数のセクションに分割されることがわかる。
ドライバーの前には、基本的なフルデジタルインストルメントクラスターがあり、スピードメーターと、現在のトランスミッション設定が表示される。右側にはミニマリストのインフォテインメントディスプレイと時計がある。またそこには新世代のヘッドアップディスプレイが付属することも発表された。
Neu Klasseモデルの航続距離は621マイル(1,000km)を超えることはなく、1分充電することで30マイルm(48k)の航続距離が追加できるという。この次世代プラットフォームの生産は2025年にハンガリーで開始、サウスカロライナ州の工場では、新しいプラットフォームに乗った少なくとも6台エレクトリックSUVが導入されるという。