オペルのスーパーミニ『コルサ』改良新型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて鮮明に捉えた。
6代目となる現行型コルサは2019年に発売、旧PSAが買収した後、「CMP」アーキテクチャを採用したブランド最初のモデルとなり、ブランド史上最も成功したモデルの1つとなっている。
路上で初めて鮮明に撮影されたプロトタイプは、「モッカ」と「アストラ」に見られる「バイザーグリル」を採用。新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムで角張ったヘッドライトのペアがパッケージの一部となるほか、バンパーとエアインテークも形状が刷新されている様子がうかがえる。
リアエンドでは、テールゲートの形状をわずかに修正、LEDテールライトは、リフレッシュされた「クロスランド」に似たデザインとなることが予想される。
インテリアでは、素材をアップデートし、トリムに新色が採用されるほか、より大型のインフォテイメントシステム用のタッチスクリーンを装備する。またその操作を改善し、新しい接続オプションと運転支援を提供すると見られる。
2023年春に発売予定の改訂版オペル コルサ改良新型は、エンジンレンジも改訂。MHEVテクノロジーによる軽電化ソリューションのおかげで、燃料消費量とCO2排出量を削減するためのアップグレードが提供されるが、パフォーマンスとパワーとパフォーマンスの大幅な向上はないと思われる。
コルサ改良新型の日本発売は、2023年終わりと予想される。