ラムを傘下に収めるステランティスグループは、2023年1月5日に開催される「CES 2023」にて、次世代EVピックアップトラック『1500レボリューション』を発表することをアナウンス、そのティザーイメージを公開した。
公開されたティザーイメージは、その多くを明らかにしていないが、たくましい側面と、フロントエンドのLEDデイタイムランニングライトの形状をみることができる。
当初、ラム1500レボリューションは、12月のロサンゼルスモーターショー2022で発表予定だったが、なんらかの理由で1月5日に延期された模様だ。同ブランドでは、「ピックアップトラックセグメントをもう一度再定義する」試みとして、EVトラックが「排他的で高度な技術機能を搭載する」と述べている。
ただし、CESで発表されるのはコンセプトモデルであり、少なくとも18ヶ月先のプロダクションモデルではない。生産型では、ステランティスグループの「フレームエレクトリックプラットフォーム」を採用するとみられる。これはバッテリーの仕様に応じて、1回の充電で最大500マイル(805km)の航続を提供できるスケーラブルなアーキテクチャだ。最大200キロワットのバッテリーを収容可能だが、1500レボリューションがどのくらいの大きさになるかは不明となっている。
同ブランドでは、このコンセプトモデルを「ここ数年で最も重要であり、顧客がもっとも重要とする航続、牽引、積載量、充電時間で競合他社を超えるでしょう」と自身を見せている。
ラム1500レボリューションの発売は、最速で2023年後半だが、遅れれば2024年初頭と予想されており、市場ではフォード「F-150ライトニング」、シボレー「シルバラードEV」、リビアン「R1T」と争うことになる。