メルセデスベンツのエントリークロスオーバーSUV、『GLA』改良新型2台の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
ニュルブルクリンクと、同社のシュトゥットガルト施設付近で捉えたプロトタイプは、どちらも軽カモフラージュだ。市販車において、世界最速レベルではニュル北コースを7分以内に周回するが、GLA改良新型はハンドリング品質だけでなく、その耐久性もテスト中で、1周10分程度をかけて1日あたり数十周の走り込みをしているという。
改良新型のフロントエンドでは、ヘッドライトの外形寸法を変更することなく、内部グラフィックを新設計するほか、グリル、エアインテーク形状を含むバンパーなどが刷新される。またリアエンドでは、LEDテールライトのリフレッシュがメインになるだろう。
内部での変更は、Aクラス同様の新設計ステアリングホイールの装備、MBUXインフォテインメントソフトウェアの最新バージョンのインストールがなされる。
現行型パワートレインは、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力224psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、システム合計218psを発揮するプラグインハイブリッドなどがラインアップされており、キャリーオーバーが予想されるが、パワーと効率がわずかに向上するかも知れない。
2代目となる現行型は2020年に発売されており、改良新型の登場まで時間がかかると見ている。最新の噂では、2025年モデルとして2024年にデビューするとも伝えられるが、早ければ2023年後半と予想される。