BMWが現在開発を進めている2ドアスポーツカー『M2』新型の市販型予想CGを入手した。
M2新型は、最後のICEのみのモデルとして発売される予定で、6速マニュアルトランスミッション、または8速ステップトロニックオートマチックギアボックスを組み合わせ、後輪駆動レイアウトのみを備える最小のMモデルとなる。
KOLESA.RUから提供された予想CGは、最新プロトタイプをベースに描かれており、ほぼこのデザインで登場するはずだ。
予想CGでは、水平基調のキドニーグリル、波打つLEDデイタイムランニングライト、下部バンパー開口部、ポルシェ911を彷彿させる四角いコーナーエアインテークなどが見てとれるほか、ヘッドライト付近にエアインテークが配置されている様子がうかがえる。これらのデザインは「M240i」と比較して大きな変更であり、M2を他ラインアップから際立たせている。
フロントエンドに比べ、厳重にカモフラージュされていたプロトタイプのリアエンドだが、予想CGでは個性的デザインのバンパー、新設計のディフューザー、スポーティなトランクリッドスポイラー、立体的なテールライトなどが描かれている。
パワートレインは、『M4』から「S58」エンジンを流用、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンをデチューンし、最高出力は410ps~420ps、「M2コンペティション」では450ps~470psを発揮すると予想されている。またM2新型は先代M2 CSとほぼ同じレベルのパフォーマンスを提供するの述べており、M4からブレーキシステムを継承するほか、フロントのカーボンファイバールーフで重量を軽減、オプションではフロントのカーボンファイバーバケットシートが設定される。
足回りでは、M4と同じアダプティブダンパーと、275/35/19フロントタイヤと、285/30/20リアタイヤを装備することが新たにわかった。またベースモデルと比較して、フロントとリアのトラックは2.1インチ(5.3センチメートル)広くなっており、カラフルなMのカラーリングが削除されると、M240iよりもかなりアグレッシブなディテールがお目見えするはずだ。
M2新型は2023年4月に発売される予定で、最速で2022年10月のワールドプレミアが噂されている。