アウディが現在開発を進める新型クロスオーバーSUV、『Q9』市販型のデザイを大予想した。
長い間噂されていたQ9だが、事の始まりは同社が最初に「Q9」の名称を商標登録した2013年にさかのぼる。この新型SUVは、豪華な「Q7」や「Q8」を含むアウディの高級モデルの大部分をささえる「MLB」とは異なり、「MQB」プラットフォームの採用が噂されている。これはVWグループの大型SUV「アトラス」と兄弟モデルになることを意味している。しかし別の噂として、「MLB Evo」プラットフォームのストレッチバージョンを採用するという話もあり情報が錯綜している。いずれにせよ全長5200mm(204.7インチ)が予想され、2019年にモデルチェンジされた第2世代『Q7』の全長5063mm(199.3インチ)よりもかなり長くなるのは濃厚だろう。
お馴染みロシアの自動車サイト「KORESA.RU」から提供された予想CGでは、プロトタイプで隠されているフロントとリアエンドのデザインを明確に表現、緩やかに釣り上がるスリムなヘッドライト、ハニカムメッシュパターンの大型グリル、スポーティな三角コーナーエアインテークが見てとれる。また後部では予想されていたLEDストリップライトが装備されていることに注目だ。
パワートレインにV型6気筒、及びV型8気筒ツインターボガソリンエンジンにマイルドハイブリッド技術が組み合わされるほか、EV後続50kmのプラグインハイブリッドもラインアップされると予想される。