グラフィックデザイン会社のLMM Designは、パガーニ・ゾンダをベースとする最新モデルのティザーイメージを初公開した。
ゾンダは、1999年に最初のモデルとなる「C12」を公開、以降これまで多数の派生モデルが設定されてきたが、今回登場するLMM「パガーニ・ゾンダ760ロードスター」は、ブランドの5番目の760シリーズであるとともに、同シリーズ最後のエントリーになると予想される。
公開されたティザーイメージからは、ピラーやフェンダーなどボディ全体がカーボンファイバーのように見える。パワートレインは、おそらく他の760シリーズ同様に、メルセデスAMGから供給される7.3リットルV型12気筒エンジンを採用、最高出力750ps、最大トルク780Nmを発揮するだろう。LMデザインはこのゾンダロードスターを2022年にデビューさせる予定だが、まだ数ヶ月先と思われる。
また同社では、2022年内にコードネーム「C10」と呼ばれる新型モデルを計画しており、こちらはメルセデスAMG製の6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載する。最高出力は「Huayra」(ウアイラ)より30~40ps向上、マニュアルまたはデュアルクラッチトランスミッションと組み合わされ、軽量化によりパフォーマンスが向上するという。
C10は2022年後半のデビュー、280~300台限定と予想される。