これがブガッティ シロン後継モデル!? 美しいグラフィック「Type 103」を初公開
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制作したのは、レンダリングアーティストやグラフィックデザイナーとしても有名な「INVATIVE」だ。『Type 130』と名付けられた予想CGは、「シロン」や『ビジョン・グラン・ツーリスモ』両モデルからインスパイアされ、同ブランドのアイデンティティ「C」シェイプが美しく描かれている。またフロントエンドには、シロンの半円形グリルを採用、左右に大型のコーナーエアインテークや、シロンよりスリムでシャープなヘッドライトを装備し、未来的フォルムのエクステリアが完成させられている。
ブガッティは1909年に設立された歴史ある自動車メーカーで、有名なモデルは『タイプ35』、『タイプ55』『タイプ57クーペ』など「タイプ」+数字が伝統となっていた。その後経営不振になるも、1987年にイタリア人実業家ロマーノ・アルティオーリがブガッティの商標を手に入れた後、1991年には世界に衝撃を与えた『EB110 GT』を発表し復活を遂げている。
以降、2005年には8.0リットルW型16気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力1001psを発揮するスーパーカー『ヴェイロン 16.4』を発表。2016年には、1500psを発揮する『シロン』が登場し、その後も2018年には1500psの『ディーヴォ』、2019年には20億円の「ラ ヴォワチュール ノワール」を発表するなど、ブガッティはスーパーカーの代名詞といえる地位を築き上げたと言えるだろう。
これまで内燃機関エンジンにこだわってきたブガッティだが、すでに「新型モデルにW16型エンジンは搭載しない」と断言しており、後継モデルは電動化される可能性が高いと予想される。
《Spyder7 編集部》
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